絵柄について考える

絵柄って化粧といっしょで変化していくものだと勝手に思っていて、今現在どんなかな〜とまとめてみるのも面白いかな?と備忘録がてら書いてみることにした。
というのは口実で、単にブログがしたかった。書ければ誰でも良かった(供述)

やってることは二次創作なんですけどね。

 

取り急ぎ何枚かこしらえてみる


何も考えないで描いたらただの謎絵になったのオモロかったのでこれはこれで載せる

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男か女か決めずに描くの、メチャクチャ楽しいことに気がつきました
髪を緑にしたのは自分もいま緑入れてるからです

 

だいたいいつも線細い多いのと、色の彩度は高い。形の取り方折り紙みたいになってると思います。アニメ脳だから立体取れないんですよね…柔らかそ〜に人体描く人羨ましい
なんで線の細い絵が好きかっていうと色気が出てカッコいいからです。少女漫画育ちで見慣れているせいもある。色の彩度が高いのも女児コンテンツ好きの影響かもしれません

 

たぶん直近でもっとも影響受けているのは売野先生な気がします
初期の短編集とかMAMAの時の線の細さが特に好き、キャラクターの内面の繊細な描写も素晴らしいです。優しい世界でちょっとずつ傷ついてる感じがまたヘキに刺さるんす…
漫画ほぼ全部枕元の本棚に置いているので、たまに読み返してはこれだわ〜となっている。

版元ドットコムさんに1巻の書影が無かった…これは4巻
MAMAはLINE漫画で途中まで読めますので是非。何度でもゴリ押しします

manga.line.me

売野先生のtwitterアカウント、ちょっと前まではご本人が使われていてご飯とか生活のお写真を見るのが私はすごく好きだったんですが、今は中の人がついてます。仕方ないんだけど。なにも全消ししなくたってええやん!?

線が細くて内容が優しくて…だと有間しのぶ先生の漫画もその系統かもしれません。時代を感じるオヤジギャグ、(とエロネタ)に嫌悪感がなければモンパトをお出ししたいんですが、人選ぶかな〜…

manga.line.me

90年代のレディコミが好きなのでたまにその辺りの作家さんの中古をチェックしては収集しています。

 

少女漫画育ちらしく毛髪や目を描くのがやっぱり楽しいです。俯いたときに髪がちょろっと垂れてるのなんかときめきますし、目も最近は黒目を丸いアウトラインで描かなくても成立するのが楽しくて薄い斜線を重ねたりしている。これもそのうち飽きそうではありますが
涙目みたいにウネウネした瞳描くひともいますよね あれおもしろい
劇画と比べたら全然サラッとしてるけど、睫毛の作画はゆずれねぇ!

でそれが怖い方面にいくとサイコホラーになる気がします。眼球リアルに描き込まれてるとめっちゃ怖いし。
描き込みがすべてじゃないので、乳デカみたいなパーツの誇張をしないかわりにこういうところにフェチを感じているのかもと思いました。丁寧だとそれだけあー絵描くの好きなんだな〜って思う

 

細身に描くのが好きなので全身のシュッとしたバランスは馬越さんを尊敬している
余談ですが中学生のとき「筋肉質なのに腰がめっちゃ細い」という理由で”ミスターくびれ”のあだ名がついた同級生がいました。ネーミングのパンチが強すぎて鮮明に覚えてる。あとゆっきゅんを生で観たときも腰を絞った衣装が似合いすぎてウワッ、参考に描きてえ…!とか勝手なことを考えてしまった瞬間ありました。

話が逸れました。腰はできれば細く描きたい

 

指は爪までしっかり描き込むのが好きです。キッズアニメみたいに線をマイナスする絵柄によっては爪の作画を省略しますけど私は描きたくなっちゃう。指の作画そのものはヘタクソなのでどうにか手癖から抜け出したいです

 

鼻の作画は本当は鼻の穴を野暮ったく可愛く描きたい気持ちがあるけど、縦線でシュッとさせてしまう。鼻筋を長く描きすぎてバランス崩すことが多々あります。

 

唇の作画も南Q太先生みたく厚ぼったいのが肉感あってカワイイんですけど手癖だと薄くピッと線で引いて描いてしまう。知的さが出ると勝手に思ってます。このあたりは00年前後の絵柄が好きな影響もあるかな?
00年を感じる絵って私視点でこんな

耳はそれほど目立たせないし顎や肘もあまり尖らせないので骨格はカーブがおとなしいと思います。でも柔らかそうと思うほどまるっこくもない。なんだろうこのバランス

 

 

カラーだとテクスチャ強めで筆跡つけてペターっと塗るのが好きです。
hana chataniさんやpinkさん(今はこのお名前でよかったはず)の使われる濃いめの色が本当に好き

www.hanachatani.com

marpple.shop
ショップのリンク貼ってしまってすみません(一応pixivもされてます)

あとはなんだろう?原作遊戯王の絵もたくさん模写した過去があるけど今の絵にはあまり反映されていないと思います。でもあの黒の使い方がカッコよくてたまに参考にする。腕の作画が特に好きです サメの画像みると未だに落ち込む…

ベタだけどホックニーの絵も好きです。ipad黎明期からドローイングしているデジタルお絵描きおじいちゃん

www.hockney.com

私は小物を散りばめた絵本のようなイラストを描くタイプではないし、ファッションをそのまま絵に生かすタイプでもないし、漫画を量産するタイプでもないので本当にただらくがきを載せてるだけなんですが、手動かしてるあいだは楽しいから良いんですそれで

 

 

とここまで記事書いて、やっぱりブログ好きだな〜と思いました。
ツイッター、正直言うと会ったり直接コンタクトとったときにちゃんと喋ればいいかの雑さで使っているところがある。アホほど人見知りするくせに
こういうこと言っちゃうから人が減るんですけどね…

でもやっぱり絵は絵だし人は人だし、手段のひとつというか、入り口であってくれるのが楽かつ好きです 私の価値観では


あゝ同人

 

ところで

open.spotify.com

こういう狂気のプレイリストを見かけるとついはしゃいでしまう
聴き分けできる人間いるんだろうか?
ちゃんと年代順に並んでいるところに愛を感じます